三の軍して既に惑いて既に疑わば、至る諸なる侯は難に之く矣。是を、軍を乱されて勝なるものが引くと謂う。
其三4-6 三軍既惑既疑、諸侯之難至矣。是謂亂軍引勝。 sān jūn jì h… 続きを読む三の軍して既に惑いて既に疑わば、至る諸なる侯は難に之く矣。是を、軍を乱されて勝なるものが引くと謂う。
竹簡孫子を独自解読、風林火山や迂直の計の異なる解釈(注:アマチュア研究)
其三4-6 三軍既惑既疑、諸侯之難至矣。是謂亂軍引勝。 sān jūn jì h… 続きを読む三の軍して既に惑いて既に疑わば、至る諸なる侯は難に之く矣。是を、軍を乱されて勝なるものが引くと謂う。
其三4-5 不知三軍之權、而同三軍之任、則軍士疑矣。 bù zhī sān jū… 続きを読む三軍の権を知らざる而をして、三軍を同に之かせしむも任せれば、則ち士とする軍は疑う矣。
其三4-4 不知三軍之事、而同三軍之政者、則軍士惑矣。 bù zhī sān j… 続きを読む三軍の事を知らざるも、三軍の政を同にする者あらば、則ち軍する士は惑う矣。
其三4-3 不知軍之不可以進、而謂之進、不知軍之不可以退、而謂之退。是謂縻軍。 … 続きを読む軍を知らざる之は、進む以に而の可かざるも、之に進めと謂う。軍を知らざる之は、退く以に而の可かざるも、之に退けと謂う。是を、軍を縻ぐものと謂う。
其三4-2 故君之所以患軍者三。 gù jūn zhī suǒ yǐ huàn … 続きを読む君の所に之くこと以うに、軍を患わす故は三者あり。
其三4-1 夫將者國之輔也。輔周則國必強、輔隙則國必弱。 fú jiāng zh… 続きを読む夫れ、将は国するに輔けを之いるなり。輔けの周たれば則ち国して強くすること必し、輔けの隙たれば則ち国は弱ると必す。
其三3-2 故小敵之堅、大敵之擒也。 gù xiaǒ dí zhī jiān、d… 続きを読む故に小さい敵に之いて堅くし、大きい敵に之いて擒えるなり。
其三3-1 故用兵之法、十則圍之、五則攻之、倍則分之、敵則能戰之、少則能逃之、不… 続きを読む故を用いる兵の法は、十なれば則ち之を囲むなり、五なれば則ち之を攻めるなり、倍なれば則ち之を分かれしむなり、敵なれば則ち能く之と戦うなり、少なければ則ち能く之を逃れるなり、若かざれば則ち能く之を避けるなり。
其三2-6 必以全爭於天下。故兵不頓而利可全。此謀攻之法也。 bì yǐ quá… 続きを読む必ず天下に全うして争うこと以む。故あるも兵を頓ること不くして利たりて全うす可し。此に謀を攻める法を之いるなり。
其三2-5 故善用兵者、詘人之兵而非戰也、拔人之城而非攻也、破人之國而非久也。 … 続きを読む善き故ありて兵を用いる者は、人の兵を詘らすも戦うこと非るなり、人の城を抜くも攻めること非るなり、人の国を破るも久しくすること非るなり。