故に、其の疾きこと風の如く、其の徐きこと林の如く、侵して掠めること火の如く、動かざること山の如く、知るを難くすること陰の如く、動かすこと震えて雷す如し。

其七4-2 故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、不動如山、難知如陰、動如雷震。 gù… 続きを読む故に、其の疾きこと風の如く、其の徐きこと林の如く、侵して掠めること火の如く、動かざること山の如く、知るを難くすること陰の如く、動かすこと震えて雷す如し。

是なる軍も、故より、重き輜毋ければ則ち亡れるなり、食らう糧無ければ則ち亡れるなり、責めるも委无ければ則ち亡れるなり。

其七2-7 是故、軍毋輜重則亡、無糧食則亡、无委責則亡。 shì gù、jūn … 続きを読む是なる軍も、故より、重き輜毋ければ則ち亡れるなり、食らう糧無ければ則ち亡れるなり、責めるも委无ければ則ち亡れるなり。

故を是すも、甲を絭して趨ること利れば、日も夜も処らず、道を倍して行を兼ねるなり。百里にして利りて争えば、則ち上将を禽にせらる。

其七2-3 是故、絭甲而趨利、日夜不處、倍道兼行、百里而爭利、則禽上將。 shì… 続きを読む故を是すも、甲を絭して趨ること利れば、日も夜も処らず、道を倍して行を兼ねるなり。百里にして利りて争えば、則ち上将を禽にせらる。