是れ、故を善しみて兵を用いる者は、其の兌なる気なれば辟けて、其の惰と帰なれば撃つ。此、気に治する者なり。

其七6-3 是故善用兵者、辟其兌氣、擊其惰歸。此治氣者也。 shì gù shà… 続きを読む是れ、故を善しみて兵を用いる者は、其の兌なる気なれば辟けて、其の惰と帰なれば撃つ。此、気に治する者なり。

民を槫せしめて已に既べば、則ち勇ましき者は得て独り進むこと不く、怯なる者は独り退くを得ず。此、衆を用いて之かしむ法なり。

其七5-4 民既已槫、則勇者不得獨進、怯者不得獨退。此用衆之法也。 mín jì… 続きを読む民を槫せしめて已に既べば、則ち勇ましき者は得て独り進むこと不く、怯なる者は独り退くを得ず。此、衆を用いて之かしむ法なり。

是れ、軍の正は故より曰く、言は相い聞こえず、故に鼓の金を為す。視は相い見らしめず、故に旌を旗と為す。

其七5-1 是故、軍正曰、言不相聞、故為鼓金。視不相見、故為旌旗。 shì gù… 続きを読む是れ、軍の正は故より曰く、言は相い聞こえず、故に鼓の金を為す。視は相い見らしめず、故に旌を旗と為す。