故するもの利として之を誘し、乱れしめて之を取り、実あれば而ち備えて之い、強なれば而ち避ければ之き、怒らせれば而ち譊いて之かせしむなり。

其一5-3 故利而誘之、亂而取之、實而備之、強而避之、怒而譊之。 lì ér y… 続きを読む故するもの利として之を誘し、乱れしめて之を取り、実あれば而ち備えて之い、強なれば而ち避ければ之き、怒らせれば而ち譊いて之かせしむなり。

能は不いに能を之いて而く視る用は、而く視て不いに用らせしめばなり。近づけば而ち之を視べて遠ざからん、而に遠ざかるものは之あるを視れば近づくなり。

其一5-2 能而視之不能、用而視之不用。近而視之遠、遠而視之近。 néng ér… 続きを読む能は不いに能を之いて而く視る用は、而く視て不いに用らせしめばなり。近づけば而ち之を視べて遠ざからん、而に遠ざかるものは之あるを視れば近づくなり。

曰く、主は孰れか賢き、将は孰れか能たり、天と地は孰れか得し、令を法すること孰れか行い、兵を衆くすること孰れか強とし、士と卒は孰れか練り、賞と罰は孰れか明らかなり。

其一3-2 曰、主孰賢、將孰能、天地孰得、法令孰行、兵衆孰強、士卒孰練、賞罰孰明… 続きを読む曰く、主は孰れか賢き、将は孰れか能たり、天と地は孰れか得し、令を法すること孰れか行い、兵を衆くすること孰れか強とし、士と卒は孰れか練り、賞と罰は孰れか明らかなり。